ブログ始めてみようと思ったけど…
最近、代り映えしない毎日に「何か新しいことでも始めたいな~」と思って、
ブログでも書いてみようかと思ったんです。
……が、思ったそばから「いや、その時間どこにある?」って話です。笑
■ 長距離運転手の一日ってこんな感じ
貨物の長距離運転手をしています。
大体どこも似たような流れだと思いますが、
午前中は前日に宵積みした荷物を降ろして、午後から翌日の荷物を宵積み。
これが基本のサイクルです。
例えば「大阪~東京」だとしましょう。
高速を使って約7時間半〜8時間(途中430休憩=4時間走行ごとに30分休憩)かかります。
でも、実際はそんなにスムーズにはいきません。
- 積み込みをすぐしてくれる現場もあれば、何時間も待たされる現場もある。
- 荷物の出来上がりが○時以降とか、午前中の配達で並ぶとか。
- 混載で横移動が多くて時間を食うこともある。
14〜16時くらいに大阪を出発すると、東京に着くのはもう22〜24時。
その後、泊まる場所を探して走り回って、結局25時に終業…なんてこともよくあります。
次の日、8~9時に配達に行くとなると、もう寝る時間を含めて7~8時間しか空かないみたいな… 予定では、この時間にブログしようと思ってたけどまぁそんな気になりません…笑
■ 「拘束時間短縮」? いや、守れてるとこ少ないと思う
2025年から運送業の拘束時間が変わったって言いますけど、
実際のところ、現場レベルではほとんど守れてないんじゃないでしょうか。
紙の上では短くなっても、荷主の都合とか、道路事情とか、
現実が追いついてないのが本音です。
■ たとえば中井PAの現実
ちなみにもし大阪~東京方面行で中井PAらへんにもし止めれたとしても(まぁほとんど空いてないけど)
朝をかなり早くでないとほんとむちゃくちゃ混んで余計に時間がかかるので
なるべく目的地の近くまで行こうと0時待ちするトラックばっかりなんじゃないかなぁと思います。
■ ブログをやる気力すら削る仕事。でも…
ブログを初めて意外とおもしろいかもと思ってガンガン更新したいけどその気力すら失わせる運送業とかほんとクソだなぁと思います。笑
でも、同時に「楽な日」や「うまく回った日」ももちろんあります。
そういう波があるのもこの仕事の現実です。
良いところも悪いところも含めて
でも、そんな“続けられない日常”も含めて、
リアルな運送業の裏側を書いていこうと思います。
